プリントの展示会で福岡へ出張

セイコウアドバンス
ブリードしないプラスチゾルというのがありました。
ただし、完全にしないわけではなく厚みが出るからしづらいとか。。。


松井色素

抜染の様なプリント。右の写真左手は抜染風プリントのサインプルとホントの抜染プリント。ホントの抜染はホルマリンを使うので最近は有毒性をいわれ、移行の時。右手はスーパーラバーっていったっけ?引っ張ってもひび割れせずとにかく伸びる。


松井色素の5種類のバインダーでの下地の透け具合のテスト。左2つは顔料バインダー、右はラバーバインダー。
右写真はおそらく顔料のバインダーでプリントしたものと、水性で殆ど乾かないらしい、インクでのプリント。目が細かい!

コムネット(株)

レーザーカッター。60W
木やアクリルを削るもの。5mm厚までならくり抜くことも可能。
ぶしつけだが、「オークションで売ってるものとどこが違うんですか?」と聞いた。どうやらレーザー出力が良いものは鉄、安いものはガラスだとか。この機会が7、8年持つとしたら、安いのは1年でダメになるとか。ちなみにこの機械で180万円。


昇華プリント。基本的に昇華とはポリエステル系の素材に色を移すことをいうようです。紙にプリントして、熱をかけてドライ素材のTシャツや携帯カバーの様なプラスチックに昇華。
淡い色だと結構きれいにのるんです。

brother

エプソンの新しいインクジェット。白色搭載で白抜きバージョンもあり(同じ形で)
なんで白抜きがあるかというと白インクが詰まりやすいらしく週に一回はうごかさないといけない、インクも毎朝抜いて降ってやらないといけないとか。インク代が高いからヘッドクリーニングとかも馬鹿にならん。。。
片方向プリントというのをはじめて教えてもらった。プリント面との距離があるとき双方向にヘッドが走るとブレちゃう問題があったんだけど、解消。
最後の写真はドライ素材だとインクのノリが悪い。少しでももちを良くするには下地処理剤を使うというとか。


帽子用の印刷ジグと靴用帽子の型。

その他、ユニ化成、しかも社長さんがいらしたので、お話を伺うことが出来た。版の厚塗りの方法。
ブリードしないカーボン(黒)、サランラップのようなもの(透明)
全く興味がなかったが、黒板のようなプリントとか。
そういえばユニ化成の社長さんに転写を作成した後のモチを聞きたいと思っていたのだが忘れた・・・。

各社とも扱うものが違うんだけど、ブリード(移染)の問題や色を濃くプリントするという事が共通のテーマなようです。うちもそこだな・・・。




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